マジックに使うカードについて今回は触れていきます。
・トランプという呼び方
知っている人は知っている話ですが、トランプという呼び方は日本だけで使われていて明治時代に外国人が「trump」とカードゲームで使っているのを聞いてトランプという道具だと思ったことが由来とされています。
英語圏ではplaying cardと呼ばれています。トランプを使うマジックはcard magicというジャンルになります。
ブログ内ではカードという呼び方を使います。
・マジック用のカードはプラスチック製?
カードマジックで使うカードはあまり生で見たことない人の中ではプラスチック製を使っていると思っている方もいますが、紙製のものを使っています。滑りがいい理由は表面にコーティングが施されているのはもちろんですが、エンボス加工という加工が施されていてカードの間に空気が入り張り付かないようになっています。ただし、何度も使っていると皮脂等の汚れで徐々に滑りが悪くなります。プラスチック製のものもマジック用品でありますが、ほとんどの人が紙製を使っています。
・カードの種類(デザイン)
カードのサイズはポーカーサイズ(約88mm×約63mm)とブリッジサイズ(約88mm×約58mm)の2種類があり、ほとんどの人がポーカーサイズを使用しています。
デザインは色んなものがあり、中には有名なマジシャンがデザインになっているものもあります。値段は300〜1500円くらいでピンキリです。マジシャンが使うカードもスタンダードなものがありますが使う人の好みで決まります。ここでは私が所有しているカードを少し紹介します。
バイシクルポーカーサイズ(赤色)
最も使われているカード、私はこの色をメインにしています
バイシクルポーカーサイズ(青色、右の箱は旧デザイン)
最もつかわれているカード
※未開封のものです
上:バイシクルポーカーサイズ(ハリーポッター)(絶版)ジョーカーはハリー・ロン・ハーマイオニーの3枚
左:バイシクルポーカーサイズ(ブラックタイガー)ブラックライトで光るらしいけど試したことはない
右:タリホーポーカーサイズ(青色)バイシクルの次に使っている人が多い(と思われる)
バイシクルポーカーサイズ(ビンテージ)
当時デザインが好きで買ったのですが、新品なのに滑りが悪く感じたので使っていません。
Beeポーカーサイズ(赤) これが好きな人も多いです。バイシクルと比べ紙質が硬めです。
Beeポーカーサイズ(黒) Beeの黒ですがカジノ仕様です。
ジョーカーの裏面は写真のようになっていてゲームでは使われないようになっています。箱の方には日時・テーブル・ゲームを記入できるようになっています。
Beeポーカーサイズ(アードネス)
個人的にこのデザインでマジックをやりたいのですが、絶版になってしって今やデッドストック品を高額で買うほかない…
今回はここまでで、次回も引き続きカードについて書きたいと思います。